Re: 専門的な臨時職員の経験者いらっしゃいますか

会計年度任用職員(非正規)で専門職員をやりました。
その名称のとおり「特定分野の専門性」を公務で行うため同分野の民間勤務歴は勿論、自他共にその分野の「できる人」評価・実績が無ければスムーズに公務に入っていけないと思います。

比喩表現すれば、既に1流又は1.5流まで修業を積んだ料理人が、見ず知らずの厨房に入り、鍋釜等の器具が仕舞ってある場所や独自ルールも解らないまま、その店の正規雇用の料理人に反感を買わないよう細心の気を遣いながら下働きの皿洗いや皮剥きを自分の気持ちを腐らせずに任期を全うするイメージです。

正規の料理人に対して、おべんちゃらや機嫌取りはしなくても良いけど、求められる水準の補助を淡々とこなし、自身の意見や技能を出さず3歩下がって付いていれば、2〜3ヶ月もすると料理人として技量は非正規の専門職員の方が上と気づき、そこから2〜3ヶ月間は非建設的なマウンティングに合い、その期間を耐えると漸く(入職半年目)、あくまで補助という立場で、まな板の上で包丁を使うことを許される。
目立たないよう補助に徹して、半年後(11ヶ月目)に個人面談があり1年更新の話が出るので、更新は考えていない旨を伝えて終わり。

専門職員の人は総じて更新を射程にしておらず、特定分野の正社員として再就職するまで腰掛けにコンビニバイトよりマシと思って入職しているから、更新する人に対しては「あぁダメだったんだなぁ」と去ってゆく専門職員からは看做される。